【投資初心者向け】新NISA成長投資枠のおすすめ東証ETF3選【第1弾】

【投資初心者向け】新NISA成長投資枠のおすすめ東証ETF3選【第1弾】 投資
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はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。

本記事は下記ブログ記事の続きになりますので、まずは先におすすめ投資信託を見ることをおススメします。

前回は投資初心者向けに新NISAで購入可能なおすすめ投資信託3選を紹介しましたが、実は6月21日に発表された金融商品は、投資信託だけでなく東証ETFもありました。

そこで今回のブログ記事では投資初心者がETF選びに迷わないために、新NISA制度で購入可能なおすすめ東証ETF「第1弾」を発表します。

今回の記事を読むことで「2024年から新NISAで投資を始める初心者でも低コストでリスクを減らした分散投資が可能な投資商品」が分かります。

ミニマリスト投資家が資産を1,000万円以上保有できた実績に基づいた知識や経験を凝縮しました。新NISAで資産運用を始めたい投資初心者はぜひ最後まで読んでみてください。

その他、新NISAについて学びたい向上心のある方は、先に「【初心者向け】新NISA制度を分かりやすく解説」のブログ記事に目を通してから以下の記事を読むと、より理解が深まると思います。

ETF(上場投資信託)とは?

ETF

まず本編に入る前に、投資初心者向けに改めてETFや投資信託について解説していきます。

「もう知ってるよ!」っていう投資中級者以上の方は、次の見出しまで読み飛ばして大丈夫です。

さてETF(Exchange Traded Fund)とは、英語のExchange(証券取引所で)、Traded(取引される)、Fund(投資信託)の頭文字から取った言葉で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。

ETFを一言で説明すると、証券取引所に上場している投資信託のことです。

つまり、証券取引所に上場しているということは、日本の個別株(トヨタやソニー等)と同じように、東京証券取引所が開いている平日の9時~11時30分の「前場」と、12時30分~15時の「後場」に、リアルタイムで売買ができるということです。

投資信託とは?

投資信託
投資初心者
投資初心者

じゃあ「投資信託」って何ですか?

投資信託とは、株価指数など特定の指数に連動することを目指した投資商品のことです。

例えば、「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」という投資信託は、日経平均225指数への連動を目標としています。

日経平均225:日経新聞社が選定している日本の代表企業225社のこと。

また、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」という投資信託は、TOPIX指数に連動を目標としています。

TOPIX指数:東京証券取引所に上場している銘柄の内、東証一部上場の約2,200銘柄のこと。

つまり、投資信託とは様々な株式を組み合わせた「詰め合わせパック」のようなものです。

ETFと投資信託と個別株式の違い

比較する男性

ではETFと投資信託、個別株式の違いについて一覧表でまとめてみました。

投資商品日本個別株式東証ETF ※1投資信託
上場区分上場上場非上場
売買タイミングリアルタイムリアルタイム買付日の翌営業日
配当金受取受取原則再投資(受取なし)
購入時手数料ありあり一部無し(ノーロード)
信託報酬なし投資信託より比較的安いETFより比較的高い
銘柄数3,814銘柄318銘柄約6,000銘柄
※1:東京証券取引所に上場しているETFのこと(REIT除く) ※2023年7月3日現在の情報で最新の内容と異なる場合があります

ETFと投資信託の大きな違いは、ETFは株式市場に上場しているのに対して投資信託は非上場です。

つまり、ETFは証券取引所が開いている間はリアルタイムの価格で売買可能ですが、投資信託は買付日の翌営業日にならないと購入価格(基準価額)が分かりません

ただし、インデックスファンドの長期投資を前提としている投資初心者にとっては、1営業日程度の株価は誤差なので、翌日にならないと基準価額が分からなくても殆ど気にする必要はありません。

ETFと投資信託の2つ目の違いは、ETFは原則配当金を一度受取らないといけませんが、投資信託は再投資されます。

つまりETFは配当金を受取る際に税金20.315%が引かれますが、投資信託は税金が引かれずに再投資されるので、投資信託の方が投資効率は高いと言えます。

他にも、ETFと投資信託では手数料の違いがあります。ETFは購入時に手数料が発生しますが、投資信託は購入時に手数料がかからない「ノーロード(購入時手数料0円)」の銘柄が多いです。

逆に、保有することで発生する信託報酬(経費率)は一般的に投資信託よりETFの方が安い傾向にあります。

このように、ETFと投資信託は様々な違いがあるので、各々の投資目的によって使い分けることが大事です。

その他、ETFについては「【初心者向け】おすすめ海外ETFの銘柄3選」のブログ記事でも詳しく説明しているので、より学びたいという向上心のある方はぜひ読んでみてください。

新NISA成長投資枠のおすすめ東証ETF3選

証券取引所

それでは新NISA成長投資枠で購入可能な東証ETF【第1弾】(全91銘柄)の中で、投資初心者におススメする東証ETF3選を厳選して紹介します。

新NISA成長投資枠のおすすめ東証ETF3選
  • NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
  • MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2633)

新NISA成長投資枠で投資初心者におすすめする1つ目の東証ETFは、「NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2633)」です。

投資信託NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
銘柄コード2633
連動指数S&P500指数
投資対象米国株式市場の代表企業500銘柄
信託報酬(税込)/年0.077%
騰落率26.28%(1年)
分配金利回り1.6%/年
株価2,974円
純資産総額52.6億円
買付・売却単位10株/口
上場日2021年3月31日(水)
管理会社野村アセットマネジメント
※参考:楽天証券 ※2023年7月3日現在の情報で最新の内容と異なります。

本銘柄は、世界一の経済大国である米国株式市場の代表企業500銘柄に分散投資が可能な東証ETFです。

信託報酬は0.077%で、低コスト銘柄の基準である0.15%を下回っているので良いですね。

上場日が2年前と歴史が浅いので1年騰落率(26.28%)までしか算出できませんが、日本で一番純資産額が多い投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の1年リターンが25.55%なので、東証ETFも投資信託もほとんどリターンに差がないことが分かります。

ただし、本ETFの懸念事項は流動性が低いことです。純資産額が52.6億円に対して、投資対象が同一の投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2023年7月3日現在の純資産額は2兆3557億円と、約447倍も差があります。

流動性が低いと売買ができない可能性や、最悪、償還されるリスクもあるので気を付けたいところです。

MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)

新NISA成長投資枠で投資初心者におすすめする2つ目の東証ETFは、「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)」です。

投資信託MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
銘柄コード2559
連動指数MSCIオールカントリーワールドインデックス
投資対象先進国・新興国を含む全世界47カ国の大型・中型株式約3,000銘柄
信託報酬(税込)/年0.0858%
騰落率74.52%(3年)
分配金利回り1.42%/年
株価16,335円
純資産総額238.3億円
買付・売却単位1株/口
上場日2020年1月9日(木)
管理会社三菱UFJ国際投信
※参考:楽天証券 ※2023年7月3日現在の情報で最新の内容と異なります。

本銘柄は、先進国・新興国を含む全世界47カ国の大型・中型株式約3,000銘柄に分散投資が可能な東証ETFです。

信託報酬は0.0858%と低コストで、3年騰落率は74.52%と直近の株価上昇率が素晴らしいです。

世界の経済成長率は平均4%(4%ルール)と言われているので、年率約24%の株価成長は驚異的です。

投資初心者にとって将来的にこのままアメリカ1強の時代が続くのか予測することは難しいと思いますが、世界全体のGDPが成長することはほぼ確定なので、何十年後の老後資金を蓄えたい個人投資家には全世界の経済成長を享受できる本ETFがおススメです。

MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)

新NISA成長投資枠で投資初心者におすすめする3つ目の東証ETFは、「MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)」です。

投資信託MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
銘柄コード2558
連動指数S&P500指数
投資対象米国株式市場の代表企業500銘柄
信託報酬(税込)/年0.077%
騰落率92.14%(3年)
分配金利回り0.87%/年
株価18,465円
純資産総額386.0億円
買付・売却単位1株/口
上場日2020年1月9日(木)
管理会社三菱UFJ国際投信
※参考:楽天証券 ※2023年7月3日現在の情報で最新の内容と異なります。

こちらは先述したおススメETF「NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信」と中身は同じです。

信託報酬は0.077%と同じですし、1年騰落率は27.08%なのでリターンもほぼ同じです。

本ETFが優れている点は、純資産額が386億円で、「NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信」の52.6億円よりも、純資産額が約7.3倍も多く流動性リスクが低いところです。

また、買付口数が1株単位なので、まとまった資金が無い投資初心者でも手が出しやすくておススメです。

その他、「NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2513)」も、日本を除く先進国22カ国に分散投資が可能なので良さげなETFだったのですが、1点だけ、他のETFと比べて信託報酬が0.187%と2倍以上高かったのでおすすめ銘柄から除外しました。

東証ETFと投資信託はどちらを買えばよいのか?

選択肢

前回の記事ではおすすめ投資信託、今回の記事ではおすすめ東証ETFを紹介しましたが、結局、投資初心者はどっちを買えばよいのか迷ってしまいますよね?

結論を先に申し上げますと、

  • 配当金を受取って日々の生活費を補いたい人は ⇒ 東証ETF
  • 配当金を受取らずに再投資して、老後の資産を蓄えたい人は ⇒ 投資信託

を買いましょう!

騰落率(リターン)で比較したら、ETFも投資信託もほぼ一緒です。

また、コストで比較するとETFの方が安いですが、その分、配当金に税金がかかります。ただし、売却時にはETFも投資信託も同じだけ税金が発生します。

投資対象の中身が同じで、コストとリターンに殆ど差がないのであれば、後は唯一の違いである配当金の受取り方から、各々の投資目的に合った投資商品を選べば良いと思います。

もしくは配当金とキャピタルゲインの両方を狙う為に、半分ずつ投資をするのも有りだと思います。

まとめ:新NISA成長投資枠のおすすめ東証ETF3選

新NISA

今回は、先日発表された新NISA成長投資枠のETF【第1弾】の中から、投資初心者におススメする銘柄3選を解説しました。

新NISA成長投資枠のおすすめ東証ETF3選
  • NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信
  • MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

今回紹介した銘柄を参考にすることで、高コストなくせに儲からないぼったくり投資商品に騙されなくなります。

今後、新NISAで買付可能な投資商品が追加発表されたら、投資初心者におすすめする銘柄第2弾をブログ記事で発表予定なので、更新通知を受取れるようTwitterの「ソラ@FIREを目指すミニマリスト投資家」フォローをよろしくお願いします😋

最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。

社会はあなたのお母さんではありません。文句を言っても変わりません。

不満があるなら自分が変わりなさい。投資をして1億円稼げば、FIREを達成できて、本物の自由を手に入れられます。愚痴を言う前に一緒に行動しましょう!

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