はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。
「FIRE」という言葉をテレビやメディアで最近よく聞くけど、具体的なメリットやデメリットについてご存知ですか?
FIREの具体的なメリットやデメリットについて知りたいなら、今回のブログ記事を最後まで読めば分かります。
私は投資歴3年以上で、FIRE達成を目指して本気で投資をしています。
加えて、元々サラリーマンとして企業に勤めて働いていましたが、今は脱サラをして会社に出勤しなくてもよい自由を謳歌しています。(俗にいう「サイドFIRE」でしょうか。)
そこで今回は、実体験に基づいたFIREのメリットや、実際の経験を通したデメリットと対策を具体的に解説します。
FIRE(経済的自立と早期リタイア)とは
まず初めに「FIRE」について簡単に説明します。
FIREとは、英語で「Financial Independence,Retire Early」の頭文字から取った言葉で、アメリカで流行した後に、日本に持ち込まれました。
日本語に訳すと、経済的自立(Financial Independence)と早期リタイア(Retire Early)です。
つまり、投資による資産収入で生活できるようになり、仕事をアーリーリタイアすることです。
FIREのメリット6選
FIREのメリットは次の通りです。
- 働かなくてよい
- 嫌なことをしなくてよい
- 自由に好きなことができる
- 節約志向が身に付く
- マネーリテラシーが高まる
- 住む場所をどこでも選べる
それぞれのFIREのメリットについて以下で詳しく解説します。
働かなくてよい
FIREのメリット1つ目は、「働かなくてよい」です。
FIREのメリットをあと5つ紹介する予定ですが、正直、FIREのメリットはコレに付きます。
FIREを達成すれば、満員電車や渋滞の中を通勤しなくていいし、怒鳴り散らす上司やクレーマーの相手をしなくてよくなります。
自分が関わりたくない人と会わなくてよくなることは、何よりもFIREの素晴らしい点です。
嫌なことをしなくてよい
FIREのメリット2つ目は、「嫌なことをしなくてよい」です。
例えば、毎朝早起きすること、仕事をしない同期や、ミスばかりする部下のフォローをしなくてよくなります。
また、男性なら毎朝の髭剃りをしなくてよいし、女性なら毎日化粧をする必要がありません。エアコンで目が乾いて痛くなるコンタクトを付ける必要もないし、面倒くさいお風呂も毎日入らなくてよくなります。
FIREを達成すると、嫌なことをしなくてよくなるので、人生の満足度が高まります。
自由に好きなことができる
FIREのメリット3つ目は、「自由に好きなことができる」です。
例えば、筋トレや運動を毎日できますし、映画やアニメを好きなだけ見たり、ゲームを存分に楽しむことができます。
尚、FIREをしても「暇にならないの?」と良く言われますが、全くそんなことはありません。私は仕事というストレスから解放されて、趣味を満喫しながら毎日充実した人生を送れています。
FIREにおススメの趣味については、こちらのブログ記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
毎日好きなことができると人生の幸福感が高まりますので、FIREを目指すことをおススメします。
節約志向が身に付く
FIREのメリット4つ目は、「節約志向が身に付く」です。
FIREを目指すには、節約が必須です。
理由は、投資による資産収入で生活費を補うためには、生活費を下げる必要があるからです。また、投資資金を貯めるためにも節約が必須になります。
節約の方法は、家計簿をつけて現状の収支を把握し、固定費と変動費を見直すだけです。そして貯蓄率を上げる努力をしましょう。
FIREを目指すと自然と節約志向が身に付き、無駄な浪費をしなくなるので、お金が貯まりやすくなります。
マネーリテラシーが高まる
FIREのメリット5つ目は、「マネーリテラシーが高まる」です。
FIREを実現するには、投資が必須になります。
投資をするために勉強をすると、投資以外にも経済や政治、社会情勢についても知識が自然と付いてきます。
なぜなら、人は何かに興味を持つと、本能的に関連する情報を集める習性があるからです。
それと、以前はテレビや新聞に出てくる「日経平均」や「円安・円高」などの言葉の意味を全く理解できていませんでしたが、今は理解できるようになりました。
FIREを目指すと、本や新聞、ネットニュースを読む習慣がついてマネーリテラシーが高まります。
住む場所をどこでも選べる
FIREのメリット6つ目は、「住む場所をどこでも選べる」です。
例えば、仕事がない地方から仕事がある都会へ出てきている人は、都会に住む必要がなくなります。また、職場が遠いから会社の近くでアパートを借りて一人暮らしをしている人も、実家に戻ることができます。
私がFIREを目指すのに一番おススメするのは、「実家暮らし」です。
理由は、家賃、光熱費、食費などがタダになり、その分のお金を投資に回せるからです。
実家暮らしを否定する方も多いですが、それは嫉妬しているだけなので無視しましょう。
実家暮らしを否定する方は、コミュニケーション能力が低く家族と仲が悪いか、リモートワークができるだけの能力が無いだけで、実家暮らしを羨ましがっているだけです。
一人暮らしで生活が苦しいのに、実家暮らしで悠々自適に生きている人をズルいと思っているだけです。
実家暮らしができない能力の低さを認めると惨めになるから、”実家暮らしは自立できていない”と否定し、虚勢を張りたいだけの可哀そうな人だと思いましょう。
FIREのデメリットと対策6選
FIREのデメリットは次の通りです。
- FIRE実現後に破綻リスクがある
- 急な出費の対応が大変
- キャリアがストップする
- 給料という安定収入がなくなる
- 老後の年金が少ない
- 無料で健康診断を受けられない
それぞれのFIREのデメリットについて以下で詳しく解説します。
FIRE実現後に破綻リスクがある
FIREのデメリット1つ目は、「FIRE実現後に破綻リスクがある」です。
具体的には、FIRE後に株価が暴落して配当収入が減ったり、FIRE前にシミュレーションした生活費よりも出費が増える可能性があります。
対策方法は3つあります。
- 現金クッションを作る
- 生活費を削る
- 一時的に働く
破綻リスクを減らす対策として、株式などの金融資産以外に予備の貯金(現金クッション)を準備しておきましょう。一般的には半年~2年分と言われることが多いですが、私は最低でも3年分は用意することをおススメします。
また、生活費を削って支出を減らすか、アルバイトなどで一時的に働いて収入を増やす方法も良いでしょう。
必ずFIREを実行する前に、FIRE後の生活を十分にシミュレーションしておきましょう。
急な出費の対応が大変
FIREのデメリット2つ目は、「急な出費の対応が大変」です。
原因はFIRE後の生活費をシミュレーションしたときに、日常の生活費しか考えていないからです。
対策としては、FIRE前にライフプランを考えて、思いつく限りの急な出費を想定することです。
具体的には、車や家のローン、子供の教育費、結婚式や葬式の冠婚葬祭、家電の買い替え、病気の医療費や入院費などです。
ただし、FIREを達成すると不要になる急な出費もありますので紹介しておきます。
例えば、車が必須の地方から不要な都会に引越せば、車の維持費はかからなくなりますし、仕事を辞めて職場の人と関わらなくてよくなれば、苦痛な結婚式に行かなくてよくなります。
FIRE前に、急な出費を一つずつ見える化して、本当に必要かどうか検討しておきましょう。
キャリアがストップする
FIREのデメリット3つ目は、「キャリアがストップする」です。
今まで仕事で積み上げてきた役職が止まることはもったいないかもしれません。再就職してもパートや契約社員などの平社員からやり直しです。
しかし、FIREを達成してもう働かなくても生きていける生活を手に入れたのですから、キャリアがストップしても何も問題ないですよね?
労働者は奴隷なので、キャリアとは奴隷の階級制度のことです。
自ら奴隷階級に戻りたいなら別ですが、FIREを達成したらキャリアを気にする必要は全くありません。
給料という安定収入がなくなる
FIREのデメリット4つ目は、「給料という安定収入がなくなる」です。
安定収入がなくなることに不安を感じる人は多いと思いますが、「給料」という甘い蜜で奴隷として働かされていることに気付きましょう。
あなた方労働者が低賃金で朝早くから夜遅くまで長時間働くから、一部の社長や政治家が贅沢な生活をできるのです。
FIREを達成して経済的自立をしたのだから、給料がなくても生きていけますので安心してください。
また、どうしても不安な方向けの対策として、自宅で一人でできるPCやスマホを使った副業ビジネスをしてみましょう。
自宅でする理由は、通勤という地獄を人生で二度と味合わないためです。
一人でする理由は、仕事で人と関わることでストレスが生まれるので、人と関わらなければストレスを感じずに済むからです。
PCやスマホを使う理由は、元手がなくても始められるからです。
FIREを達成すると収入が投資による配当しかなくなるので、生活費を少しでも下げておきたいですよね。だから、元手がかからないことは必須です。
ただし、初期投資として数万円使うぐらいは許容しましょう。FIREできるぐらいのお金があれば多少はお金を使っても大丈夫だと思いますよ。
※FIREをできてPCやスマホを持っていない人は流石にいないと思うので、PCやスマホの元手は0円と仮定しています。
老後の年金が少ない
FIREのデメリット5つ目は、「老後の年金が少ない」です。
サラリーマンは厚生年金に入れますが、仕事を辞めると厚生年金を抜けて国民年金のみになるので、老後の年金がかなり少なくなります。
日本年金機構のHPから、国民年金と厚生年金の月額例を見てみましょう。
※引用:日本年金機構 令和5年4月分からの年金額等について
令和5年度の国民年金は月額66,250円、厚生年金(夫婦2人)は月額224,482円だそうです。国民年金の月額約6.6万円ではどう考えても生活できないですね。
そこで、老後2000万円問題や、人生100年時代を生き抜く対策として、iDeCoに加入して個人年金を蓄えておきましょう。
iDeCoは投資の掛金や運用益が全額非課税になり、売却時にも税金を減らすことができるとてもお得な制度です。新NISAと同じように投資に対して税制優遇を受けられるメリットがあります。
iDeCoについてもっと学びたい方は、こちらのブログ記事で一緒に勉強しましょう。
無料で健康診断を受けられない
FIREのデメリット6つ目は、「無料で健康診断を受けられない」です。
対策としては、自分で健康診断を受けに行きましょう。
本ブログではFIREや投資、節約、ミニマリストについてメインに解説しているので、健康診断に関する説明は省略します。詳しく知りたい方はお手元のパソコンやスマホでGoogle検索してみてください。
ただし、FIREをすると会社に行かなくてよくなるので、健康が改善する可能性があります。
理由は、仕事によるストレスが無くなるからです。
例えば、ストレスが少ないので、体に悪いエナジードリンクやお酒を殆ど飲まなくなりました。また、働いていた頃は仕事のストレスからお菓子や揚げ物をよく食べていましたが、それもかなり減りました。
つまり、FIREを実現して早期リタイアすると、ストレスが減って健康になりやすくなるので、病気の治療費が減る可能性が高まります。
まとめ:FIREの具体的なメリット・デメリットと対策6選
今回は投資初心者向けに「FIREの具体的なメリット・デメリットと対策6選」について詳しく説明しました。
FIREのメリットは以下の通りです。
- 働かなくてよい
- 嫌なことをしなくてよい
- 自由に好きなことができる
- 節約志向が身に付く
- マネーリテラシーが高まる
- 住む場所をどこでも選べる
FIREを達成すると、ブラック企業で働かなくてよくなることが最大・最高のメリットです。
FIREのデメリットは以下の通りです。
- FIRE実現後に破綻リスクがある
- 急な出費の対応が大変
- キャリアがストップする
- 給料という安定収入がなくなる
- 老後の年金が少ない
- 無料で健康診断を受けられない
FIREは、急な出費の対応が大変だったり、安定した給料が貰えない、老後の年金が少ないなどのデメリットはありますが、そのデメリットを補って余りあるメリットがあります。
それは、奴隷として働かなくてよくなるので、絶対にFIREを目指すべきだと思います。
その他、FIREについて詳しく知りたい方は、こちらのブログ記事も読んでみてください。
最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。』
定年まで自分の人生を他人に奪われながら生きたくない人は、FIREを目指して、一緒に本物の自由を手に入れましょう!
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