【投資初心者向け】新NISA成長投資枠のおすすめ投資信託3選【第1弾】

【投資初心者向け】新NISA成長投資枠のおすすめ投資信託3選【第1弾】 投資
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はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。

私は投資歴3年以上で金融資産を1000万円以上保有しているのですが、先日、Twitterで投資初心者向けに情報発信をしていたところ、このようなニュースが飛び込んできました。

アナウンサー
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2023年6月21日(水)に新NISA成長投資枠の対象商品(第1弾)が一般社団法人投資信託協会から発表されました。

現在の日本には約6000本の投資信託があり、今回発表された投資信託はその内の約1000本ですが、それでもかなり銘柄数が多く投資初心者は商品選びに悩んでしまうと思います。

そこで今回のブログ記事では投資初心者がインデックスファンド選びに迷わないために、2024年1月から始まる新NISA制度で購入可能なおすすめ投資信託「第1弾」を発表します。

今回の記事を読むことで「ゼロから投資を始める個人投資家でも長期投資でリスクを減らした資産運用ができる金融商品」が分かります。

資産を1000万円以上貯めた実績を持つミニマリスト投資家が、実体験に基いた知識や情報をまとめました。投資で稼げるようになりたい初心者はぜひ最後まで読んでみてください。

新NISA制度とは

新NISA制度

新NISA制度とは、2024年1月から始まる投資の税制優遇制度で、2014年1月にスタートしたNISA制度をリニューアルしたものになります。

通常、投資の利益や配当金には税金20.315%がかかりますが、新NISAでは税金が全て無料になります。

約20%の手数料はどの投資信託の信託報酬よりも高く、ぼったくり以外の何物でもないので、日本政府や老人に資産を奪われないためにも、個人投資家は必ず利用していきたい制度です。

その他、新NISAの詳細については「【初心者向け】新NISA制度を分かりやすく解説」のブログ記事で分かりやすく解説しています。

新NISAで排除された投資信託の特徴3選

ルールに排除された女性

新NISAは「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つに分かれており、成長投資枠では株式やETF、投資信託などの様々な金融商品が購入できますが、つみたて投資枠では投資信託のみしか購入できません。

今回のニュースでは、その内の成長投資枠で取扱い可能な商品約1000本が第1弾として発表されました。

つみたて投資枠の取扱商品については、現行のつみたてNISAの対象商品がそのまま適用されます。

現在の日本では約6000本の投資信託がありますが、今後、新NISAで取扱い可能な投信が2000本ぐらいに絞り込まれ、残りの4000本は除外されると言われています。

では、なぜ新NISAの対象商品が一部除外されてしまうのか、排除される投資信託の特徴を3つご紹介します。

新NISAで排除される投資信託の特徴3選
  • 運用期間が20年未満
  • 毎月分配型
  • 高レバレッジ型

それぞれの排除理由について詳しく解説していきます。

運用期間が20年未満

新NISAで排除された投資信託の特徴1つ目は、「運用期間が20年未満」です。

運用期間(=信託期間)とは、投資信託がすべて売却されるまでの期間のことです。

又、投資期間が全て売却される日を「償還日」と呼びます。

つまり、今回の排除基準「運用期間が20年未満」とは、投信が全て売却される日が最低でも20年以上先に設定されている投資信託のみが、新NISA成長投資枠に選ばれるということです。

運用期間を20年以上に設定している理由は、新NISAが長期の資産運用を目的にした制度だからです。

老後を迎える前に投資商品が無くなってしまっては将来の備えにならないので、「運用期間が20年未満」という排除基準が設定されています。

毎月分配型

新NISAで排除された投資信託の特徴2つ目は、「毎月分配型」です。

ちなみに毎月分配型は現行の一般NISAだけでなく、つみたてNISAの両方でも認められていません。

排除理由は、分配金自体は投資において特に問題はないのですが、新NISAの目的である長期投資においては、利益を分配金として支払わず再投資することで長期の「複利効果」を狙っているからです。

また、「毎月分配金の黒歴史」として、過去に高齢者を中心に「年金の他に分配金が入る」として毎月分配金の投資信託が爆発的な人気となったことがあります。

しかし株式は常に右肩上がりで上昇するわけではないので、証券会社は分配金が払えなくなったときに元本から分配金を支払うようになりました。

けれど高齢者は知能が低下しているのでそのことが分からず、気付いたときには元本が減少して大損していたという大問題が発生しました。

なので金融庁は証券会社の詐欺行為を防ぐためにも、新NISAでは「毎月分配金」の投資信託が除外されることになりました。

高レバレッジ型

新NISAで排除された投資信託の特徴3つ目は、「高レバレッジ型」です。

レバレッジ(leverage)とは、英語で「てこの原理」という意味で、お金や株式を借りることで元本以上の投資取引をすることです。

金融業界ではそんなレバレッジで投資をすることを、「レバレッジを効かせる/レバレッジをかける/レバレッジ効果」等と言います。

レバレッジについてイメージしにくいかもしれないので、具体例を参考に説明します。

レバレッジの具体例

例.10万円で購入した株式が11万円に上昇してから売却した場合

<元本10万円のみの場合(現物取引)>

11万円ー10万円=利益1万円

<元本10万円に3倍のレバレッジを効かせた場合(信用取引)>※レバレッジ手数料1%で20万円を借りる

(11万円ー10万円)×3倍ー20万×1%=利益2.8万円

 ⇒つまりレバレッジをかけることで現物取引よりも利益を1.8万円多く稼げる

ただし、今回の具体例は株価が上昇した場合ですが、もし逆に株価が下落した場合、闇金ウシジマくんのような悲惨な結末を生むことになります。

レバレッジの悲惨な結末

例.10万円の株式が9万円に下落した場合

<元本10万円のみの場合>

9万円ー10万円=損失▲1万円

<元本10万円に3倍のレバレッジを効かせた場合>※手数料1%で20万円を借りる

(9万円ー10万円)×3倍ー20万×1%=損失▲3.2万円

⇒つまりレバレッジをかけると手数料だけでなく株価売却の損失も3倍になって返ってくる

このようにレバレッジ投資はハイリスクハイリターンで、借金を負う可能性が非常に高いので、身を滅ぼしたくなければ投資初心者は絶対にやってはいけません。

高レバレッジは新NISAが求める長期の資産運用に向かないなので、成長投資枠から除外されています。

新NISA成長投資枠のおすすめ投信3選【第1弾】

投資信託

それでは、今回発表された新NISA成長投資枠の投資信託第1弾の中でおススメする投資信託3選を発表します。

新NISA成長投資枠のおすすめ投信3選【第1弾】
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド

それぞれの投資信託について詳しく解説していきます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

新NISA成長投資枠のおすすめ投信1つ目は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称『オルカン』です。

基本情報は以下の通りです。

投資信託eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
連動指数MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
投資対象先進国・新興国を含む全世界47カ国の大型・中型株式約3,000銘柄
信託報酬(税込)/年0.1133%
騰落率84.04%(3年)
基準価額19,676円
純資産1,251,101百万円
買付・売却単位100円以上
委託会社名三菱UFJ国際投信
※参考:SBI証券 ※2023年7月1日現在の情報で最新の内容と異なります。

オルカンは、先進国23ヶ国と新興国24ヶ国を含む全世界47カ国の、大型・中型株式約3,000銘柄に分散投資が可能です。

対象インデックスの国別構成比率は、アメリカ62%、日本5.4%、イギリス3.7%、カナダ3.1%、フランス2.7%、その他23.1%と続きます。

オススメ理由は、将来的に世界経済(GDP)が成長し続けるからです。

GDPが増えるということは、企業の売上が増え、営業利益が上がるので、株価も上昇します。

また、そもそも人間は常に豊かになりたいという本能を持っているので、今後も『豊かさ=お金』は増え続けると思っています。

だから、今後もどの国の株価が上がるか分からない投資初心者にとっては、世界経済が成長し続けることは間違いないと思われるので、世界全体に投資ができる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がおススメです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

新NISA成長投資枠のおすすめ投信2つ目は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。

投資信託eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
連動指数S&P500
投資対象米国株式の代表企業500銘柄
信託報酬(税込)/年0.09372%
騰落率101.42%(3年)
基準価額22,664円
純資産2,355,746百万円
買付・売却単位100円以上
委託会社名三菱UFJ国際投信
※参考:SBI証券 ※2023年7月1日現在の情報で最新の内容と異なります。

S&P500指数とは、米国大型株の代表企業500社に連動した株価指数です。

本投信は、世界一の経済大国であるアメリカ合衆国の中でもさらに優秀な500社に分散投資ができます。

信託報酬は0.09372%と日本で販売されている約6,000種類の投資信託の中でも最安値クラスなので、無駄な手数料を支払わなくて済みます。

純資産額は約2.3兆円と日本の投資信託ランキング1位なので、皆が買っている人気な銘柄です。

3年騰落率も100%を超えており、もし3年前にeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資をしていれば、たった3年間で資産が2倍に増えていました!

銀行金利が0.001%に対して、投資は10万倍もお金を儲けることができるので、これから資産運用を始めたい初心者にイチオシの銘柄です。

SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド

新NISA成長投資枠のおすすめ投信3つ目は、「SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド」で、愛称は『SBI・V・米国増配株式』です。

投資信託SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド
連動指数S&P 米国ディビデンド・グロワーズ・インデックス
投資対象米国株式市場で10年以上連続増配している企業
信託報酬(税込)/年0.1238%
騰落率
基準価額10,664円
純資産3,117百万円
買付・売却単位100円以上
委託会社名SBIアセットマネジメント
※参考:SBI証券 ※2023年7月1日現在の情報で最新の内容と異なります。

SBI・V・米国増配株式は、米国株式市場で10年以上連続増配をしている企業に分散投資が可能です。

連続増配=利益を上げ続けているということなので、財務基盤が安定しており、企業経競争力が高く、株主還元の意識が高い優良企業に投資ができるということです。

こちらの投信は2023年6月8日に出たばかりの新しい「SBI・Vシリーズ」の一つのため、騰落率の結果はまだ出ていません。

ただし、本投信がベンチマークとしている海外ETF「バンガード・米国増配株式 ETF (VIG)」の5年騰落率は72.49%なので、基準価額の値上りには期待できると思います。

また、VIGの純資産総額は約65,192百万米ドル(約9.5兆円 ※1ドル145円として計算)で、日本一の純資産額を誇る「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりも4倍以上の差があるので、VIGはアメリカでとても人気なことが分かります。

その他詳細につきましては、「【投資初心者向け】SBI証券の新しい投資信託5本とおすすめ銘柄!「SBI・Vシリーズ」」のブログ記事で詳しく解説しています。

補足:つみたて投資枠で選ばれる商品は、成長投資枠の3つの排除基準に加えて、低コストであることが求められています。成長投資枠より基準が厳しいので、投資初心者にとってはつみたて投資枠の対象商品から選ぶ方が好ましいでしょう。

まとめ:新NISA成長投資枠で買うべき投資信託3つ【第1弾】

女性と上昇する株価の棒グラフ

今回は、投資初心者向けに「新NISA成長投資枠で買うべき投資信託3つ【第1弾】」を紹介しました。

新NISA成長投資枠で買うべき投資信託3つ【第1弾】
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド

今回紹介した投資信託は、どれも信託報酬が安くて低コストなだけでなく、大きなキャピタルゲイン(値上り益)を狙える反面、分散効果が効いているので、ローリスク・ハイリターンな奇跡の銘柄です。

投資初心者が新NISAで購入する最初の株式にぜひおすすめです!

今回発表された投資信託の中には、楽天投信投資顧問(楽天証券のグループ会社)の「楽天・インデックスシリーズ」等が含まれていませんでした。

今後、追加の投資信託が発表されたら、おすすめの投資信託第2弾をブログ記事で紹介予定なので、更新通知を受け取れるようTwitter「ソラ@FIREを目指すミニマリスト投資家」のフォローをよろしくお願いします!

最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。

新NISA枠を5年間で満額積立投資することで、最短でFIREを達成し、本物の自由を手に入れましょう!

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