【初心者向け】新NISA制度を分かりやすく解説

【初心者向け】新NISA制度を分かりやすく解説 投資
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はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。

投資の税金を無料にするためのお得な方法(新しいNISA制度)をご存知でしょうか?もしくは「新NISA」の名前は聞いたことがあるけど、詳細は知らないので詳しい内容を学びたくないでしょうか?

そこで今回は、投資初心者向けに新NISA制度を分かりやすく説明していきます。

私は投資歴3年以上で、実際に現行のNISA制度を利用して一般NISAで投資をしています。

毎年投資枠の120万円をほぼ使い切り(※株式やETFの場合、キリのいい数字で投資ができないため120万円ぴったり使い切ることが難しい)、サラリーマン時代には本業の給料以外に、配当金という不労所得を稼ぐことができていました。

もちろん2024年からは新NISA制度を利用予定です。そんな私が投資初心者向けに「新NISA制度」を詳しく解説していきます。

新NISA制度とは

まず「NISA」とは、2014年1月に始まった個人投資家向けの税制優遇制度です。

NISAは「Nippon Individual Savings Account」の頭文字を取った略称で、直訳すると小額投資非課税制度となります。

横文字や漢字が並んで難しいですが、簡単に一言で言うと、投資に対する税金がタダになりますよ、という制度です。

そして「新しいNISA制度」とは、金融庁が2024年1月から開始する新しいNISA制度のことです。

新NISA制度の改正目的は、評判の悪い現行のNISA制度を、より使いやすく・投資額や投資期間を改善して、個人の資産形成や資産運用を促進することです。

新NISAの具体的な改正目的(建前⇒本音)
  1. 個人の資産形成の促進 ⇒ 日本は衰退する一方なので、円以外の資産を持とう!
  2. 投資の普及 ⇒ 将来は年金が貰えないので、各自でお金を貯めて備えてね(^-^;
  3. 税収の増加 ⇒ 配当金を貰ったら積極的に消費をして、たくさん税金を納めてね♡

現行のNISA制度を改正する1つ目の目的は、個人の資産形成の促進です。日本は「失われた30年」と言われるように全く経済成長していません。特に昨今は円安ドル高で円の価値が下がり、物価はどんどん上がるが、給料は下がり続けています。

つまり、日本は沈みゆく泥船であることがはっきりしているので、日本円以外の資産を持っていないと大変なことになりますよ、ってことです。

改正の目的2つ目は、個人に投資を普及させるためです。少子高齢化で労働者(奴隷)が減り、何もしない老害が増えることで、年金の維持が難しくなっています。そこで、日本政府は将来的に年金を支払うことができなくなるので、今のうちに各自で投資をして将来の生活に困窮しないように備えてね、ってことです。

改正の目的3つ目は、税収の増加です。これは言葉の通りで、一部の特権階級が贅沢な生活をするために、愚かな個人が無駄な消費をして、たくさん消費税を払え、ってことです。

政府は労働者を限界ギリギリまで働かせることで、高ストレスを与え、正常な思考ができないようにしています。そしてそのストレス解消のために、お菓子やジュース、お酒、ブランド品の購入やギャンブルをするように促し、税金を搾取しようとしてきます。

また、今後日本政府はあの手この手で消費税を10%以上に上げてくるので、このブログ読者だけは税金を支払ないように無駄な支出を抑え、資産の最大化に努め、一緒にFIRE達成を目指しましょう!

新NISA制度の概要とポイント

まずは新NISA制度の概要を一覧表にまとめました。

投資制度つみたて投資枠成長投資枠
非課税保有期間無制限化無制限化
口座開設期間恒久化恒久化
年間投資額120万円240万円
生涯投資限度額1,800万円
(成長投資枠を含む)
1,200万円
投資対象商品投資信託株式・ETF・投資信託など
購入方法
※証券口座による
積立スポット・積立
対象年齢18歳以上18歳以上
参考:金融庁 新しいNISAのポイントSBI証券 2024年からの「新しいNISA」について

次に新NISA制度の特徴は以下の通りです。

新NISAの特徴
  • 非課税保有期間の無制限化 + 口座開設期間の恒久化
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用可能
  • 年間投資枠が最大360万円と大幅アップ

新NISA制度のそれぞれの特徴について以下で詳しく説明します。

非課税保有期間の無期限化 + 口座開設期間の恒久化

新NISA制度の特徴1つ目は、現行のNISA制度と異なり、非課税保有期間の無期限化と、口座開設期間の恒久化になることです。

現行のNISA制度の非課税保有期間は、つみたてNISAが20年間NISAが5年間でした。しかし、新しいNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠ともに非課税保有期間が無期限化されます。

つまり、新NISA枠内で投資をした分は、一生涯税金がかからないということです。

本来、投資では税金20.315%がかかりますが、その約20%の税金が取られなくなります。税金20%が取られないのは、あなたが投資で損をしないためにもとても重要です。

投資で100万円の利益を得た場合を例にして考えてみましょう。

例.投資で100万円の利益を得た場合の税金

<新NISA枠で投資をしない場合>

 利益100万円×税率20.315%=税金20万3,150円

 利益100万円-税金20万3,150円=手元に残るお金79万6,850円

<新NISA枠で投資した場合>

 利益100万円×税金0%=税金0円(非課税)

 利益100万円-税金0円=手元に残るお金100万円

⇒新NISA枠で投資をすると、新NISA枠で投資をしない場合と比較して、20万3,150円もお得

 

また、現行のNISA制度の口座開設期間は、つみたてNISAが西暦2042年末まで一般NISAが2023年末まででした。しかし、新しいNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠ともに口座開設期間が恒久化されます。

つまり、投資時期を考えずにいつでも非課税で投資が可能ということです。

今までは口座開設期間が設けられていたので、投資枠を使い切るために毎年投資をしないといけませんでしたが、今後は、急な出費で投資資金が少ないとき等は、投資を来年以降に回すことができます。

つみたて投資枠と成長投資枠の併用可能

新NISAの特徴2つ目は、現行のNISA制度と異なり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能な点です。

現行のNISA制度では、「つみたてNISA(≒つみたて投資枠)」か「一般NISA(≒成長投資枠)」の2つの内、どちらか一方しか選べませんでした。

つみたて投資枠と成長投資枠の生涯合計投資額は1,800万円で、その内、成長投資枠は0円~1,200万円の範囲で投資可能です。

投資枠の併用例

<つみたて投資枠のみを使う場合>

 年間120万円×15年間=生涯投資額1,800万円

<成長投資枠のみを使う場合>

 年間240万円×5年間=生涯投資額1,200万円

<つみたて投資枠と成長投資枠を併用する場合>

 つみたて投資枠:年間120万円×5年間=生涯投資枠600万円

 成長投資枠:年間240万円×5年間=生涯投資枠1,200万円

 つみたて投資枠600万円+成長投資枠1,200万円=生涯投資枠1,800万円

新しいNISAはつみたて投資枠か成長投資枠のどちらか一方のみを使ってもいいですし、両方を併用しても大丈夫です。

また、つみたて投資枠に1,000万円(100万円×10年間)、成長枠に300万円(60万×5年間)の合計1,300万円のように、年間の投資金額や投資期間は条件範囲内であれば自由に選ぶことができます。

投資枠が大幅アップ

新NISAの特徴3つ目は、現行のNISAより投資枠が大幅アップする点です。

投資枠の拡大
  • つみたてNISA:年間40万円 ⇒ つみたて投資枠:年間120万円
  • 一般NISA:年間120万円 ⇒ 成長投資枠:年間240万円

つみたて投資枠は、年間120万円まで、生涯で最大1,800万円(120万円×15年間)まで投資が可能です。(※ただし、成長投資枠と併用する場合は、つみたて投資枠と成長投資枠を合計して1,800万円までです。)

成長投資枠は、年間240万円まで、生涯で最大1,200万円(240万円×5年間)まで投資が可能です。

年間の投資金額は現行のNISA制度と比較して、つみたて投資枠が3倍成長投資枠が2倍になりました。

筆者の一言

 つみたて投資枠が年間120万円となり、12ヶ月間で割り切れる数字になったのはありがたいですね。日本政府は何も考えていなかったのか、現行のつみたてNISAは年間40万円で、12ヶ月間で割ると毎月33,333円(年間39万9996円)となり、投資枠40万円を全て使い切ることができない欠陥制度でした。また、中途半端な数字でとても気持ち悪かったです。

現行のNISA制度(「つみたてNISA」・「一般NISA」)との違い

ここで補足として、現行のNISA制度(「つみたてNISA」・「一般NISA」)と、新NISA制度の違いを説明します。

比較した一覧表は以下の通りです。

新旧
投資制度つみたてNISA一般NISAつみたて投資枠成長投資枠
非課税保有期間20年間5年間無制限化無制限化
口座開設期間~2042年末
※2024年以降の買付不可
2023年末恒久化恒久化
年間投資額40万円120万円120万円240万円
生涯投資限度額800万円600万円1,800万円
(成長投資枠を含む)
1,200万円
投資対象商品投資信託株式・ETF・
投資信託など
投資信託株式・ETF・
投資信託など
購入方法積立スポット・積立積立スポット・積立
対象年齢18歳以上18歳以上18歳以上18歳以上
参考:金融庁 新しいNISAのポイントSBI証券 2024年からの「新しいNISA」について

現行のNISA制度は2023年度で終了するので、今さら勉強する必要がないので詳細は省きますが、よくある質問についてお答えします。

現行NISA制度のよくある質問
  1. 2024年以降、現行NISA制度はどうなりますか?
  2. 現行NISA制度の投資商品を、新NISAへロールオーバー(移管)できますか?

2024年以降、現行NISA制度はどうなりますか?

質問①

質問:2024年以降、現行NISA制度はどうなりますか?

答え:現行NISA制度は終了して、追加の投資はできなくなります。ただし、2023年末までに現行のつみたてNISAと一般NISAで投資した商品は、新NISA制度の外枠で非課税措置が継続されます。

例えば、つみたてNISAの場合、2023年に投資した分は2042年末まで(最大20年間)、一般NISAの場合、2023年に投資した分は2027年末まで(最大5年間)、非課税で運用可能です。

その後、非課税期間が終了した投資商品は、非課税期間終了前に特定口座へ移管するか(手続き不要で自動移管になるかも?)、売却する必要があります。

尚、特定口座に移管すると、特定口座の場合は税金約20%が取られてしまうので、売却して利確した方が良いでしょう。

現行NISAの投資商品を、新NISAへロールオーバー(移管)できますか?

質問②

質問:現行NISAの投資商品を、新NISAへロールオーバー(移管)できますか?

答え:ロールオーバーできません

つまり、非課税期間が終わる前に、特定口座へ移管するか、売却する必要があります。

特定口座へ移管すると、税金約20%が搾取さてしまうので、もし株価が購入時よりも上がっているなら、迷わず売却して利確した方が良いでしょう。売る経験にもなりますよ!

まとめ:新NISA制度について

今回は2024年1月から始まる新しいNISA制度について説明しました。

新NISA制度の詳細は以下の通りです。

投資制度つみたて投資枠成長投資枠
非課税保有期間無制限化無制限化
口座開設期間恒久化恒久化
年間投資額120万円240万円
生涯投資限度額1,800万円
(成長投資枠を含む)
1,200万円
投資対象商品投資信託株式・ETF・投資信託など
購入方法
※証券口座による
積立スポット・積立
対象年齢18歳以上18歳以上
参考:金融庁 新しいNISAのポイントSBI証券 2024年からの「新しいNISA」について

また、新NISA制度のポイントは以下の通りです。

新NISAの特徴
  • 非課税保有期間の無制限化 + 口座開設期間の恒久化
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用可能
  • 年間投資枠が最大360万円と大幅アップ

非課税期間と口座開設期間が無制限になったことで、投資初心者で今は投資資金がない人や、18歳未満の高校生でまだ投資を始められない人でも、いつでも税制優遇を受けられるようになり、不公平感がなくなりました。

また、つみたて投資枠と成長投資枠を併用して、年間最大360万円投資することができます。高収入の方や、既に証券口座を持っている人は、新NISA制度の限度額一杯まで投資枠を使い切り、機会損失を防ぐことをおススメします。

その他、新NISA制度に対応しているおすすめ証券口座について、「【初心者向け】おすすめネット証券口座2選」で詳しく解説しています。

ぜひ新しいNISA制度を無駄なく使い倒し、一緒に投資を頑張りましょう!

 

最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。

4月から新社会人の皆さんへ、「懲役45年」おめでとうございます(笑)

もし45年間も奴隷(労働者)として人権を剝奪された生活を送りたくなければ、私の他のブログ記事も読んで、一緒にFIREを達成して本物の自由を手に入れましょう!

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