はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。
投資はギャンブルで損をする可能性があるからやりたくない!!
投資について全く知らず、イメージだけで判断する無知な初心者にとって投資はギャンブルみたいでとても怖いものかもしれません。また、日本人の一切リスクを取りたくないという国民性も影響していると思います。
私は投資歴3年以上でリスクを取りながらも金融資産を1000万円以上保有することができました。しかし投資を始めた頃はリスクについて深く考えずに投資を始めてしまい、何度も失敗を繰り返してきました。
そこで今回のブログ記事ではこれから投資を始める投資初心者向けに株式投資のリスク6選と、資産運用の失敗を防ぐ方法についてまとめて解説します。
今回の記事を読むことで「ゼロから投資を始める初心者が投資のリスクを正しく理解した上で資産運用を行う方法」が全て分かります。
私が3年以上かけて培った投資の経験やノウハウを余すことなくお伝えします。これで理解できなければ他のブログを読んでも意味がありません。これから投資を始めたい投資初心者はぜひ最後まで読んでみてください。
投資のリスク6選
早速ですが、投資には主に6つのリスクがあると言われています。
それぞれの投資リスクについて、投資初心者でも分かりやすく説明していきます。
株価変動リスク
投資のリスク1つ目は、「株価変動リスク」です。
株価変動リスクとは、株価が景気や需給により減少するリスクのことです。
例えば、下のチャート図は楽天市場や楽天証券でお馴染みの楽天グループ(銘柄コード:4755)の直近1ヶ月間の株価チャートです。
※引用:GoogleFinance「楽天グループ」
チャート図から分かる通り、6月1日時点では株価は574円でしたが、6月27日時点では株価が473円となっており、たった1ヶ月間で100円以上も下落しました。
下落理由は、携帯電話事業の採算が悪く、4年連続で最終赤字を計上したからです。
仮に個人投資家が1単元(100株)を保有していた場合、たった1ヶ月間で資産が1万円も減ったことになります。
このように株式は元本保証ではないため、株価変動リスクがあります。
信用リスク
投資のリスク2つ目は、「信用リスク」です。
信用リスクとは、企業が赤字や不祥事で倒産するリスクです。
もしも企業が倒産してしまうと、基本的には株式の価値は0になり、ただの紙切れになります。
借金にはなりませんが、あなたの金融資産は減ってしまいます。
例えば、直近2022年8月に東証スタンダードに上場していたテラ株式会社(銘柄コード:2191)が自己破産をして上場廃止となりました。
下の図はテラ(株)の株価を表したチャート図です。
※引用:Yahoo!ジャパンファインナス「テラ(株)」
2013年5月には最高値4,970円を付けていましたが、倒産直前の2022年8月には最安値2円まで株価が暴落していました。
このように企業の倒産などにより上場廃止になるリスクを信用リスクと言います。
流動性リスク
投資のリスク3つ目は、「流動性リスク」です。
流動性リスクとは、売買する人が少ない(=出来高が少ない)場合に、買いたい時に買えず、売りたい時に売れないリスクのことです。
例えば、東京証券取引所の直近20日間における平均売買代金が最も少なかった銘柄は、スタンダード市場に上場している携帯電話販売会社のアルファグループ(銘柄カード:3322)で、186千円しかありませんでした。
逆に、直近20日間で平均売買代金が最も多かった銘柄は、半導体関連企業のレーザーテック(銘柄コード:6920)で、233,028,475千円(約2330億円)です。
その差はなんと1,252,841倍(約120万倍)もあります。
もしどうしても流動性が心配な場合は、日経平均225指数の採用銘柄や、東京証券取引所のプライム市場に上場している株式を選んでおけば、売買が出来ないということは起きないと思います。
為替変動リスク
投資のリスク4つ目は、「為替変動リスク」です。
為替変動リスクとは、為替の変動により評価額(基準価額)が減少するリスクです。
具体的な為替変動リスクは以下の通りです。
このように為替変動により金融資産の評価額が減少するリスクを、為替変動リスクと呼びます。
金利変動リスク
投資のリスク5つ目は、「金利変動リスク」です。
金利変動リスクとは、金利が減少することにより、貯金などから得られる利子が減少するリスクです。
下の図は、日本における過去50年間の銀行金利を表したグラフです。
※引用:野村アセットマネジメント「1.金利の推移」
現代の若者には想像すらできないかもしれませんが、ほんの30年前の1990年12月末の段階では金利が年6.08%もありました。
では現在の金利はどうかと言うと、2022年3月末時点で年0.003%しかありません。
このように現代日本の超低金利では、銀行に貯金をしていてもお金が全く増えないリスクを、金利変動リスクと呼びます。
カントリーリスク
投資のリスク6つ目は、「カントリーリスク」です。
カントリーリスクとは、国際情勢や国のデフォルト(債務不履行)によりその国全体の株価が下落したり、戦争や紛争で取引そのものが出来なくなるリスクのことです。
また、下の画像はロシア株に投資可能な投資信託「ロシア株式ファンド」のチャート図です。
※引用:楽天証券「ロシア株式ファンド」
ロシアウクライナ戦争が始まる直前の2022年2月9日段階では基準価額が15,412円でしたが、3月11日には基準価額が3,228円となり、戦争が始まってたった1ヶ月間で資産が約1/5に大暴落しました。
そして2023年6月27日現在ではさらに下落し、基準価額が802円と約1/20まで縮小しています。
このように各国の国際情勢により株価が変動したり、取引そのものが停止するリスクをカントリーリスクと呼びます。
資産運用の失敗とは何か?
それでは次に、資産運用における失敗について考えていきます。
結論を先に申し上げると、資産運用の失敗とは「損失を確定させること」です。
具体的には、保有している株式を購入時価格よりも低い価格で売却したときに、初めて損失が確定します。
逆に言えば、買付した株式が購入時価格より低くなっても、保有し続けているだけ(塩漬け株)なら損失は発生していないので、資産運用を失敗しているとは言いません。
今現在、塩漬け株を持っている投資初心者でも、20年後に株価が上昇してから売却すれば利益が確定し、資産運用は成功したことになります。
このことから、株式を売却して損失を確定させなければ、資産運用を失敗したことにならないので、投資初心者はとにかく市場に居続けることが重要です。
まとめ:資産運用の6つのリスク
今回は、投資初心者向けに「資産運用の6つのリスク」を詳しく解説しました。
投資初心者はこれらのリスクを正しく理解することで、人よりも安全に資産運用を行えるようになります。
また、事前にリスクを知っていれば対策も立てられますよね?
投資のリスクを減らし、リターンを最大限に上げる方法として「投資の5大原則」があります。詳細については以下のブログ記事で詳しく解説しているので、ぜひ学んでみてください。
最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。』
リスク対策を施した投資を行い、FIREを達成して、一緒に本物の自由を手に入れましょう!
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