はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。
iDeCoでどの運用商品を選べば良いか悩んでいないでしょうか?
投資初心者がiDeCoでの投資を考えているなら、このブログ記事を読むことをおすすめします。
私は投資歴3年以上で、自分自身でもiDeCoを利用しており、とっておきの銘柄に投資しています。
おかげで、将来年金が貰えないことや老後2000万円問題に備え、人生100年時代を生き抜くための準備をしています。
そこで今回は、「投資初心者向けにiDeCo(イデコ)のおすすめ運用商品(銘柄)3選」を特別に大公開します。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)とは
iDeCo(イデコ)とは、個人型確定拠出年金のことで、皆さんに馴染のある国民年金や厚生年金と同じ、日本の年金制度の一つです。サラリーマンや専業主婦・主夫、個人事業主など、誰でも加入することができます。
iDeCoは自分で選んだ運用商品(投資信託)に投資し、その運用益で年金資産を増やしていく仕組みです。税制優遇措置があり、拠出(支払)金額に対して所得控除が受けられるほか、運用益についても非課税になります。また、給付(受取)時にも控除を受けらるなど様々なお金のメリットがあります。
iDeCoを英語で表すと「individual-type Defined Contribution pension plan」になり、英単語の一部を略した言葉になります。
その他、詳しいiDeCoの特徴や注意点を知りたい人は、「【初心者向け】iDeCoとは?メリットとデメリットを分かりやすく解説」のブログ記事を読んで、一緒に学びましょう。
iDeCoの運用商品を選ぶ基準
DeCo(イデコ)のおすすめ運用商品(銘柄)を選ぶ前に、まずはiDeCoの運用商品を選ぶ基準について説明します。
筆者は投資5大原則として「長期・積立・分散・低コスト・高利回り投資」を上げています。
iDeCoはそもそも一括投資ができず、積立投資(毎月掛金を積立)しかできない制度なので、iDeCoを利用するだけで積立投資ができます。
また、iDeCoは運用益が自動で再投資されていき、配当金を得ることができませんので、高利回り投資も除外します。
だから、今回は銘柄(ファンド)を選ぶ基準から、積立投資と高利回りは除いています。
長期投資に向くか
iDeCoの運用商品を選ぶ基準1つ目は、長期投資に向くかどうかです。
長期投資の理由は、iDeCoは原則60歳まで途中解約ができず、60歳以降でないとお金を受取ることができないからです。
例えば、最近の流行だけで運用商品を選ぶと、20年後・30年後に資産が悲惨なことになっている可能性があります。特に元本保証を選ぶと、インフレで円の価値が下がり、昔は1万で買えたものが、40年後には2万円になっており、年金資産の価値が半減している可能性が高いので注意しましょう。
だから、銘柄(ファンド)を選ぶときは、長期投資に向くかを考えましょう。
分散投資に向くか
iDeCoの運用商品を選ぶ基準2つ目は、分散投資に向くかどうかです。
分散投資の理由は、1つの投資商品に投資をして、もしその投資商品が暴落したら、将来受取る年金が0円になってしまうからです。
また、金(ゴールド)や、債券、通貨などは、それ自体がお金を生み出さないので、投資対象としてお勧めしません。
運用商品を選ぶ際には、分散投資が可能か考慮しましょう。
低コストであるか(信託報酬が安い)
iDeCoの運用商品を選ぶ基準3つ目は、低コスト(信託報酬が安い)であるかどうかです。
低コストの理由は、1円でも節約をして、資産をたくさん増やすためです。『1円を笑うものは1円に泣きます』。
例えば、仕事の日に毎日コンビニの100円コーヒーを飲むと、毎月2,000円(100円×20日)かかり、年間だと24,000円(2,000円×12ヶ月)もかかります。
手数料を月額でみると小さいかもしれませんが、老人になるまで投資を続けるiDeCoでは、手数料の合計額は膨大な金額になります。『塵も積もれば山となる』。
ここまで記事を読んでくれた利口なあなたは、iDeCoで投資信託を選ぶ際には、低コストのインデックスファンドを選択しましょう。
iDeCoのおすすめ運用商品3選
iDeCoのおすすめ運用商品は以下の通りです。
運用商品 | 三菱UFJ国際- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 三菱UFJ国際- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 楽天・ 全米株式インデックス・ ファンド |
ベンチマーク(指数) | MSCIオール・カントリー・ ワールド・インデックス | S&P500 | VTI:バンガード・ トータル・ストック・ マーケットETF |
投資対象 | 全世界株式(約2,800社) ※日本除く | 米国株式(500社) | 米国株式(約4,000社) |
騰落率 (リターン) ※5年 | 80.05% | 90.98% ※3年 | 101.94% |
信託報酬(税込)/年 | 0.1144% | 0.09372% | 0.132% |
金融機関 | SBI証券 | SBI証券 | 楽天証券 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 | 三菱UFJ国際投信 | 楽天投信投資顧問 |
※2023年5月5日現在の情報です。最新の情報と異なる場合があります。
iDeCoのおススメ銘柄(ファンド)について、以下で詳しく説明します。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
iDeCoのおすすめ運用商品1つ目は、「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」です。こちらはSBI証券で購入できます。
おススメの理由は、業界最低水準の運用コストを目指し続けるという方針が長期投資に適していると考えられ、日本を除く世界株式に広く分散投資を行えるからです。
投資対象は全世界株式で、約2,800社もの企業に分散投資ができます。信託報酬も0.1144%とかなりの低コストです。
経済成長しないくせに、ぼったくりのような手数料を取る日本の日経平均やTOPIXに連動する投資信託とは大違いですね。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
iDeCoのおすすめ運用商品2つ目は、「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。こちらはSBI証券で購入できます。
おススメの理由は、経済ランキング1位の米国の代表企業に分散投資でき、業界最低水準の運用コストを目指し続けるという方針が長期投資に適していると考えられるからです。
投資対象はアメリカの主要企業で、中小企業を除いた500社に分散投資ができます。信託報酬も0.09372%と最安値に近い水準です。
もし先述した「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」とどちらに投資をすれば良いか迷ったら、ファンド配分50%づつにしたポートフォリオを組んで、両方に投資をして比較してみるのもいいかもしれません。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
iDeCoのおすすめ運用商品3つ目は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です。こちらは楽天証券で購入できます。
おススメの理由は、これ1本で米国の証券所に上場しているほぼ全ての企業に分散投資でき、低コスト方針で有名なバンガード社が運営するVTに投資ができるからです。
投資対象はアメリカ全土で、上場企業ほぼ全ての約4,000社に分散投資ができます。信託報酬は0.132%と先述の2本のファンドよりも少し高いですが、それでも0.15%以下なので、十分低コストであることに変わりありません。
楽天証券でiDeCoに加入する場合は、こちらの銘柄一択ですね。
投資開始年代別のリターンをシミュレーション
ここでiDeCoで積立投資を70歳まで続けた場合の、投資開始年齢別資産額をシミュレーションしてみました。毎月の投資額は5万円、運用利回りは4%ルールに則り4%としています。
シミュレーション結果は以下の通りです。
投資開始年齢が20歳の場合、元本が3,000万円に対して、資産が約1億円(富裕層)になっています。このことから20代の若いうちから投資を始めるほど、時間を味方に付ける(長期投資)ことができて有利なことが分かります。
また、例え50歳から積立投資を開始したとしても、70歳時点で資産が約2,000万円となり、老後2,000万円問題を解決できます。
今日が人生で一番若い日です。50代の人でも今から投資を始めて十分リターンを狙えます。人生100年時代、あと50年もあるじゃないですか。
もっと若いときに知りたっかたと不貞腐れるのはやめて、iDeCoで一緒に投資を頑張りましょう。
まとめ:iDeCoのおすすめ運用商品3選
今回は、投資初心者向けに「iDeCo(イデコ)のおすすめ運用商品(銘柄)3選」について、詳しく解説しました。
迷ったらこれらの運用商品を選ぶことで、長期・分散・低コスト投資ができ、豊かな老後生活を送れる可能性が高いです。
将来、その日の食べ物も買えないような貧乏生活を送りたくなければ、今回の内容を参考にしてiDeCoで投資を行いましょう。
iDeCoにおススメの金融機関については、「【初心者向け】iDeCoにおすすめの金融機関2選と注意点」のブログ記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。』
幸せな「365日連休のGW(ゴールデンウイーク)」を過ごすためにも、FIREを達成して、本物の自由を手に入れましょう!
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