はい皆さんどうもこんにちは。FIRE達成を目指すミニマリスト投資家のソラです。
FIREに向けて家計簿をつけたいけど、どうすればいいの!?
一般的に家計簿をつけようとした初心者が「結局何から始めればいいの?」と最初の一歩で挫折してしまうケースは非常に多いです。
私は家計簿をつけ始めて5年以上経ちましたが、1,000万円以上の貯金を貯めることができました。しかし、その5年の間、何度も無駄な出費をしてしまい、たくさんの遠回りをしてきました。
そこで今回の記事では、投資初心者でも簡単に節約ができるようになる「家計簿のつけ方」となる方法を、筆者自身が使用しているサンプルを基に解説します。
この記事を読めば「ゼロから家計簿をつけ始める初心者がお金を節約するまでに本当に必要な手順」が全て分かります。
私が5年かけて培ってきた家計簿のノウハウや経験を凝縮しました。節約をしてお金を貯めたい人は最後までぜひ読んでください。
FIRE(経済的自立と早期リタイア)とは
FIRE(ファイアー)とは、英語で「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を略した言葉で、読み方は「ファイナンシャル インデペンデンス,リタイア アーリー」です。
直訳すると、「経済的自立(Financial Independence)」と「早期リタイア(Retire Early)」です。
意味は、投資による不労所得のみで生活をして、仕事をアーリーリタイアするという考え方です。
FIREについて知りたい方は、「【投資初心者向け】FIREとは?資産運用で早期リタイアを目指すべき理由3選」のブログ記事も読んでみてください。
FIRE実現のために家計簿を付けなければいけない理由3選
家計簿のつけ方を紹介する前に、なぜFIRE実現のために家計簿を付けなければいけないのか、理由を説明します。
家計簿をつける理由1つ目は、「支出を把握するため」です。
支出を把握しないと、何にいくらお金を使っていて、何を節約しないといけないのか把握できないからです。
家計簿をつける理由2つ目は、「支出を見直すため」です。
支出を見直さないと、投資用のお金を用意できないからです。
投資初心者はよく「投資用のお金なんてない!生活だけで手一杯💦」と言いますが、ほとんどの場合は無駄な出費が多いだけで、節約をすればちゃんと運用資金を捻出できます。
家計簿をつける理由3つ目は、「FIREに向けた進捗を測るため」です。
家計簿をつけて年間の貯蓄額が分かれば、FIRE実現に必要な年数を算出できるからです。
現在と未来(ゴール)が”見える化”されることで、誰でもFIREが現実可能であることをイメージできます。
その他、FIREにおける節約の重要性について知りたい方は、「【投資初心者向け】FIREのやり方!条件や始め方を3ステップで解説」のブログ記事も読んでみてください。
家計簿のつけ方(サンプル例)
私が普段付けている家計簿のエクセルサンプルを紹介します。
使い方として、黄色背景に、毎月の支出を入力してください。
青色背景は、各自で追加項目などがあれば追記してください。削除しても大丈夫です。
私はアプリではなくエクセルで家計簿を管理しています。理由は、個人ごとに合わせた加工や、グラフ作成が容易だからです。加えて、エクセル操作の技術も身に付いて一石二鳥なので、投資初心者にはExcelで家計管理を行うことをおススメします。
家計簿の各項目について、以下で詳しく説明します。
項目:収入
「給与」には、会社から振り込まれた総額を入れてください。(※手取りではありません!)
「その他」には株主優待のQUOカードや、各種ポイント、お小遣い等を入れてください。
副業収入がある場合は、「給与」と「その他」の間に項目を追加して構いません。
項目:税金・社会保険料
「税金・社会保険料」は給料明細を確認して入力してください。
会社により項目名が異なる場合がありますので、その場合は各自の給与明細に合わせてエクセルの項目名を変更して大丈夫です。
不要な項目がある場合は削除してください。また、水色背景には各企業の福利厚生などで強制的に引かれているものがあれば追加してください。
項目:固定費
「固定費」とは生活する上である程度必須の費用になります。
実家暮らしや車を持っていない人は、「住宅関連費」や「車関係費」は0円で大丈夫です。
奨学金を借りている人は「教育費」に入力してください。
注意点として、「食費」から外食費を除いています。理由は、生活する上で食費は必須ですが、外食費は必須ではない(浪費)からです。
項目:変動費
「変動費」とは「固定費」以外のことで、ある程度各自の努力により金額を減らすことができる項目です。
特に交際費、被服費・散髪代、娯楽費などは無駄な出費が発生しやすいので気を付けましょう。
「自己投資」にジム代を含めている理由は、運動をすることで健康改善になるからです。また、ジムに通って痩せることで、生活習慣病の予防にもなり、医療費の削減にも繋がります。
その他、変動費の節約方法について詳しく知りたい方は、「【投資初心者向け】変動費のおすすめ節約方法5選!家計の支出を見直そう!」のブログ記事も読んでみてください。
項目:貯蓄額・貯蓄率
「貯蓄額」と「貯蓄率」は関数を入れて自動計算できるようにしましょう。
「貯蓄率」は、額面収入ではなく手取収入に対して計算しています。
FIREを本気で目指す場合は、最低でも貯蓄率50%以上を目指してください。貯蓄率10%や20%はあまりにも節約を甘くみています。
ちなみに、私の2022年の貯蓄率は85%を超えていました。
家計簿を続けるコツ3選
投資初心者の中には家計簿をつけたことがなかったり、過去につけたことはあるけど続かなかった方がいるのではないでしょうか。
そんな面倒くさがりな人向けに、家計簿を続けるコツを紹介します。
それぞれの家計簿を続けるコツについて、以下で詳しく解説します。
項目を細かくしすぎない
家計簿を続けるコツ1つ目は、「項目を細かくしすぎない」です。
理由は、項目を細かくすると記入が面倒になってしまうからです。
例えば、先述したサンプルでは1日ごとの項目は書いていません。また、食費ではレタス〇円、人参〇円など、商品の詳細も記入していません。
できるだけ家計簿をつける手間を減らすためにも、項目は細かくしすぎないようにしましょう。
完璧主義を目指さない
家計簿を続けるコツ2つ目は、「完璧主義を目指さない」です。
理由は、会社の会計と違って、家計の収支は1円単位で計算する必要がないからです。加えて、合計が1円ズレたところで大した影響がないからです。
例えば、レシートを貰い忘れた場合は大雑把な金額を記入すれば構いませんし、1円単位で入力するのが面倒な場合は、10円単位や100円単位で四捨五入して入力しても構いません。
金額を1円単位で記入することに拘らず、完璧主義をやめましょう。続けることが大切です。
毎日つけない
家計簿を続けるコツ3つ目は、「毎日つけない」です。
理由は、家計の収支把握は毎月1回行えば十分だからです。現在、家計簿をつけていない人はイメージし辛いかもしれませんが、毎月1回しか家計簿をつけなくても、自然と家計の収支を把握することができます。
また、毎日家計簿をつけるのは時間や体力的に難しいからです。例えば、夜遅くまで仕事をしたり、夜中にプライベートの外出から帰ってきたあとに、家計簿をつける気力は起きないからです。
そこで家計簿を付けるおススメのタイミングは、「毎月1回、第1土曜日か第1日曜日」です。土日なら仕事が休みなので体力的にも余裕はありますし、月の初めに先月分の家計簿を付けることで、先月の記憶が残った状態でお金の使い方を振り返ることができるからです。
家計簿をつける日を毎月決めてスマホのスケジュールに入れておくことで、家計簿の付け忘れも防止できますよ。
まとめ:FIREに向けた家計簿のつけ方
今回は投資初心者向けに、「FIREに向けた家計簿のつけ方」について解説しました。
家計簿をつける理由は、家庭の支出を把握して、支出を見直し、FIRE実現に何年かかるのか把握するためです。
また、筆者が利用している家計簿のサンプル例を添付しました。
家計簿を続けるコツは以下の通りです。
項目や金額を細かくし過ぎず、完璧主義を目指すのはやめましょう。また、毎月家計簿をつける日を決めることで、家計簿を長く続けられます。
その他、実際に家計簿をつけた後に、いったいいくらお金があればFIREできるのか知りたい方は、以下のブログ記事を読んで一緒に学びましょう。
最後に、『人生は短い。他人の人生を生きて、自分の人生を無駄にしてはいけない。』
家計簿はFIREへの近道です。一緒に節約を頑張って、本物の自由を手に入れましょう!
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